法的離婚事由として認められるDVの証拠③

法的離婚事由として認められるDVの証拠①と②では、離婚訴訟や示談、あるいは刑事告訴を有利に進めることできる以下の資料を紹介してきました。

  • 1.DVの状況を収録した映像や音声のデータ
  • 2.DVの被害状況を撮影した画像データ
  • 3.病院の受診記録および医師からの診断書
  • 4.家計の状況が客観的にわかる資料

続きの③では、これらの資料に補足するタイプの証拠となり得るものを解説します。

5.DVの状況が想定できるメール文書や通話データ

DVの状況が想定できるメール文書や通話データも、映像や画像データとともに提出することで、DVを受けていた状況を客観的に証明することにつながります。

メール文書の他、SNSのメッセージやアプリでのやり取りも、証拠として使用することが可能です。

その際、スクリーンショット画像ではなく、できればスマホやパソコンの画面を撮影した画像の方が、より証拠能力が高まります。

6.DVに遭っていることがわかる日記(メモ)

DVに遭っていることがわかる日記(メモ)も、証拠のひとつに加えることが可能です。日記やメモ単体では弱くても、映像データなどの複数の証拠と組み合わせることで、DVを受けている際の心理状態を表すことにつながります。

日記やメモを記す際には、以下のポイントに注意してください。

  • 誰が
  • いつ
  • どこで
  • 誰と
  • 何をした(何をされた)

これらの点が明確でないと、残念ながら証拠のひとつにすることは困難です。ポエムのような「何を言いたいのかわからない」文書にならないように心がけましょう。